【未経験からITエンジニア】4つの現実的なルート
未経験からITエンジニアは、どのような方法で目指すことができるのでしょうか。私たちハッピーが実際にサポートしてきた方々の成功パターンを基に、4つの現実的なルートをご紹介します。
▼ルート1:企業の研修制度を活用する(SIer・インフラエンジニア)
AKKODiSコンサルティング株式会社のような研修制度が充実した企業からスタートする方法です。SIer(システム開発)と
インフラエンジニア、どちらも未経験から始めやすい分野として人気があります。
SIer系では、障害に配慮した研修カリキュラムを用意し、エンジニア経験豊かなキャリアプランナーが個別面談で最適なプロジェクトを一緒に考えてくれます。一方、インフラエンジニアは、プログラミングを書くことが少なく、サーバーやネットワークの監視、障害対応など、作業手順書に従って進められる定型業務から始められます。
どちらも年収は300万円台前半でスタートし、5年目で450万円〜500万円スタート、10年目で550万円〜600万円スタートと明確なキャリアパスが描かれています。このルートの最大のメリットは、「安心して学べる環境」があることです。いきなり現場に放り込まれるのではなく、体系的に学習できるため、未経験の方でも着実にスキルを身につけることができます。いわば、お金をもらいながら「ITエンジニア」になれる魅力的な方法です。
▼ルート2:就労移行支援事業所で専門スキルを身につける
障害のある方に特化したIT系の就労移行支援事業所を活用するルートです。パーソル ダイバースが運営する「
Neuro Dive」では、AIやデータサイエンスなどの先端IT領域を学べるプログラムを提供しており、企業からの関心も高く、インターン受け入れや実習講座の実施が予定されています。
また、全国各地にあるIT・WEB系の就労移行支援事業所では、HTML/CSS、JavaScript、Pythonなどのプログラミング言語から、ネットワークやサーバー管理まで、幅広いIT技術を障害特性に配慮した環境で学ぶことができます。これらの事業所では、個人の特性や興味に合わせたカリキュラムを組んでくれるため、無理なく専門スキルを身につけることができます。
最大のメリットは、障害理解のある環境で学習できることと、企業とのマッチング支援が受けられることです。通常2年間の利用期間中に、基礎から実践まで段階的にスキルを習得し、企業実習を通じて実際の職場を体験できるため、入社後のミスマッチが少ないのが特徴です。
▼ルート3:オンライン学習から始めるプログラマー
最も学習リソースが豊富で、自分のペースで進められるのがこのルートです。現在は無料の学習サイトから有料のプログラミングスクールまで、様々な選択肢があります。特にReact、Next.js、TypeScript、Go、Rustなどの注目言語・フレームワークは、ネット上に最新の学習コンテンツが豊富にあるため、障害特性に合わせて自分に最適な学習方法を見つけることができます。
このルートで成功するコツは、「小さく始めて継続する」ことです。いきなり高度なフレームワークに手を出すのではなく、まずはVSCodeの使い方やGitの基本操作を覚え、簡単なToDoアプリやポートフォリオサイトを作ることから始めて、徐々にステップアップしていきます。学習記録をGitHubやQiita、Zennで発信することで、転職活動時の強力なアピール材料にもなります。
▼ルート4:ヘルプデスク・IT事務からステップアップ
IT業界の入り口として比較的始めやすいのがヘルプデスクやIT事務ですが、「未経験OK」とはいえ、最低限の準備は必要です。まず、Microsoft OfficeのWord、Excel、PowerPointを問題なく使えることは必須条件となります。特にExcelでは関数を使った表計算ができるレベルが求められることが多くあります。
また、基本的なPC操作やWindows・Macの違い、簡単なネットワーク知識(Wi-Fi接続やプリンター設定など)があると面接で高く評価されます。ITパスポートの資格があれば、「IT業界で働く意欲」の証明にもなります。
このルートの魅力は、働きながら段階的にITスキルを身につけられることです。最初は「パスワードが分からない」「メールが送れない」といった基本的な問い合わせ対応から始まり、徐々にシステム操作やトラブルシューティングまで対応範囲が広がります。コミュニケーションが得意な方や、人をサポートすることにやりがいを感じる方には特におすすめです。
何より、現場でリアルなIT業務を間近で見ることができるため、「フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアって何が違うの?」「UI/UXデザイナーって具体的にどんな仕事?」「クラウドエンジニアやDevOpsエンジニアの役割は?」といった疑問を働きながら解決でき、「次はどの分野に進みたいか」を実体験を通じて判断できるのが最大のメリットです。