面接で落ちても気にしなくていい理由 | 障害者転職エージェント ハッピー


面接で落ちても気にしなくていい理由


こんにちは、障害者転職エージェントハッピーの山口です。

今回は、【面接で落ちても気にしなくていい理由】という斬新な内容を綴らせていただきます。障害者雇用にて転職活動や就職活動を行なっていると、面接で落ちることは避けられない経験です。また、いくら私が前向きな理由をお伝えしても、正直なところをいえば、嬉しくない感情を全て払拭することができないのも事実でしょう。しかし、面接で不合格になったからといって、自分の価値が下がったというわけではありません。また、面接官のレベルや資質という問題もございますので、自己否定を行う必要性もございません。今回は、あらためてその理由を具体的に皆さまへお伝えさせていただきます。

1.企業と自分のミスマッチを防げる
面接は、企業があなたを選ぶ場であると同時に、あなたが企業を選ぶ場でもあります。不合格になった場合、それは単に「あなたとその企業が合わなかった」というだけです。お互いにフィットしない企業で無理して働くことは、長期的には自分のキャリアや幸福にマイナスとなります。不合格は、あなたに合う企業を見つけるための第一歩であり、採用成功のためのプロセスなので、面接に落ちたことはラッキーだったと思っても全く問題ありません。

2.面接官の主観や感情が影響することもある
面接の結果は、求職者のアウトプットだけでなく、面接官の質問の質や評価の仕方にも大きく左右されます。残念ですが、そもそも質問のクオリティーが低かったり、面接官の主観的なアセスメントが入ってしまっていたり、感情的に好きかどうかで決まってしまうこともあります。私自身の経験からも納得感のないお粗末な内容の面接も過去にございました。このため、不合格の結果を全面的に自己責任だと捉える必要性もないのです。

3.学びのチャンスを得られる
面接で落ちた経験は、次の面接に向けての学びの機会となります。自分の強みや弱みを再確認し、どのように自己PRを改善するべきかを考えることができます。面接でのフィードバックを活かすことで、自分自身を成長させることができます。また、面接には「慣れ」が必要です。どんなに優秀な方でも失敗することがあります。社会的に成功を収めた方々こそ多くのチャレンジを行なっているため、その分だけ失敗は多くなります。不合格は、成功へのステップです。ですから、多少の失敗でも諦めずに楽観的に淡々と続けていくことが成功への道です。

4.キャリアの方向性を再確認できるチャンス
面接で落ちると、自分のスキルや経験について再考できる良い機会になります。自分が本当にやりたいこと、得意なこと、そのスキルを活かせる場所が一体どこにあるのかということを見つけるきっかけになります。これにより、いっそう明確なキャリアを設定することができます。どんなにやる気があっても正しい方向性でなければ本末転倒です。そして、どんな人間でも行動を伴わず、自己理解を深めていくこともできません。面接での不合格は挑戦している証でもあり、あなたが懸命に生きている証ですので、自信と誇りに変えていくことが大切です。

5.「好きなこと(Passion)」と「成果が出やすいもの(Strengths)」の違いが理解できる
キャリアにおいて「好き」と「成果が出やすいもの」の違いは、個人の満足感やモチベーションに大きな影響を与える要素です。それぞれに一長一短があります。自分の価値観や目標に応じてどちらもバランスよく取り入れることで、より充実したキャリアが築けます。内的満足感(好きなこと)と経済的安定(成果が出やすいもの)をほどよく両立させていくための自己分析を行い、現実的かつ柔軟なアプローチを心がけましょう。具体的には、自分が好きなことと得意なことをリストアップし、共通点や関連性を探します。これにより、どちらも満たすキャリアの選択肢を見つけやすくなります。その結果、競争力のある独自の市場価値を持つことができます。

【まとめ】
面接で落ちることは、決して自身の価値を否定するものではありません。むしろ、自分に合った職場を見つけるためのはじめの一歩になってくれるでしょう。また、先ほどもお伝えしましたが、面接結果には面接官の主観や器量も大きく影響するため、もし不合格になっても自分を否定して追い込む必要はありません。そもそも全ての人から愛されることがないように、全ての会社から内定をもらえるということはありません。また、それが自然です。あなたの適性とスキルを理解してくれる輝ける場所は必ず見つかりますので、ケセラセラという気持ちで淡々と次のチャンスに向けて準備し続けることが、最も大切なことです。その先には、必ずあなたが待ち望んでいる成果が待っています。
それでは本日も「できることをできる範囲」で「ぼちぼち」やっていきましょう。

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