求職者向けコラム | 障害者転職エージェント ハッピー

求職者向けコラム

求職者向けコラム

ハッピーのキャリアアドバイザーが執筆した障害者雇用や障害のある方の転職対策、キャリアアップや安定就労等に関するコラムを届けます。

2025/02/21

こんにちは。
障害者転職エージェントハッピーの山口です。

今回は、障害者雇用における適職の見つけ方についてお伝えいたします。障害者雇用では、オープンポジションでの募集という特徴があります。そして健常者向けの求人と比べると、選べる職種の幅や自由度が制限されることも多い傾向があります。そのような環境の中でも自分らしいキャリアや働き方に近づけるよう、このコラムが何らかしらのヒントになれば嬉しいと思い、綴らせていただきます。さて、本題に入りますが、「適職」とは一体何でしょうか。適職とは、自分の能力や性格、価値観に合った仕事で、無理なくやりがいを感じやすいものだと考えております。続きを読む

2025/02/07

こんにちは。
障害者転職エージェントハッピーの山口です。

日々の暮らしの中で休日をどのように過ごすかは、心と身体のリフレッシュに大きく影響します。特に、精神障害者保健福祉手帳や身体障害者手帳をお持ちの方にとって、経済的な負担を抑えながら充実した時間を過ごせる環境は、とても大切です。東京都内では、障害者手帳を活用することで無料で移動ができたり、公園や動物園、美術館・博物館を楽しめる機会が多く提供されています。そこで今回は、障害当事者として私(山口)が利用させてもらっているものを皆さまにシェアいたします。これらの制度をうまく活用することで、心身のリフレッシュだけでなく、新たな発見や感動を味わうこともできます。続きを読む

2025/01/23

こんにちは。
障害者転職エージェントハッピーの山口です。

「守破離」は、もともと武道や芸道で使われてきた言葉で、学びや成長のプロセスを3つの段階に分けたものです。最初の「守」は、基本を忠実に守る段階で、師匠や指導者の教えをしっかり学び、その型を守ることが重視されます。次の「破」は、基本を習得した上で自分なりの工夫を加え、型を破る段階です。そして最後の「離」では、学んだ基礎から離れ、独自のスタイルを確立し、自分自身の道を歩む段階です。
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2025/01/17

こんにちは。
障害者転職エージェントハッピーの山口です。

本年2025年は、障害者雇用の動向に大きな変化が予想されています。特に2026年度からは、法定障害者雇用率の引き上げが予定されており、企業や公共機関はその対応を迫られることになります。このコラムでは、2025年の障害者雇用動向に焦点を当て、雇用率の変更に加え、障害者採用の手段や今後のマーケットの展望、さらに今後ますます重要視される「定着」の課題について詳しく解説いたします。
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2024/12/13

こんにちは。
障害者転職エージェントハッピーの山口です。

今回は、サテライトオフィスにおける障害者雇用の変遷と、今後の展望についてお話しします。サテライトオフィスは、企業の働き方改革の一環として導入され、特に障害者雇用において注目されています。通勤による負担の軽減や、個々の特性に応じた柔軟な働き方を実現するこのオフィス形態は、障害者にとって働きやすい環境を提供する新たな選択肢となっています。これまでどのようにサテライトオフィスが障害者雇用に貢献してきたのか、また今後どのような展開が予測されるのかを、具体的に探っていきたいと思います。
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2024/11/29

こんにちは。
障害者転職エージェントハッピーの山口です。

現代では、「健康的な生活」を追求するライフスタイルが注目され、オーガニック食材やナチュラル志向、飲酒や喫煙を避ける生活スタイルが増えています。SNSやメディアでも「ナチュラルな食生活」をテーマにした情報が多く、健康的であることが「良い」とされがちです。しかし、服薬が必要な状況にある方々、たとえば障害がある方にとって、薬を服用することが「不健康」とみなされるのは適切でしょうか?
今回は、そんな服薬に対する考え方や、その意義について深掘りしてみたいと思います。
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2024/10/23

こんにちは。
障害者転職エージェントハッピーの山口です。

近年、若者のSNS上で見かける「MBTI(Myers-Briggs Type Indicator)」というアルファベットの羅列は、特にZ世代の間で大きな人気を集めています。MBTIは、人間の性格を16タイプに分類し、自己理解や他者との関係性を深めるためのツールとして広く活用されています。Z世代は自己分析や自己表現への関心が非常に高く、そのニーズに応える形でMBTIが広がっているといえるかもしれません。この流行の背景には、自己理解を通じて他者との違いを受け入れ、より良いコミュニケーションを築きたいというZ世代ならではの価値観があると考えられます。
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2024/10/22

こんにちは。
障害者転職エージェントハッピーの山口です。

今回のトピックは、発達障害とHSP(※Highly Sensitive Person:非常に感受性が強く、敏感な気質をもった人)の違い、そして発達障害やHSPといった独自の感受性や特性を持つ方々の適職についてです。本コラムでは発達障害に関する内容を取り上げますが、これはDSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル)に基づいた厳密な診断基準や定義に従ったものではありません。あくまで個人の私見として、一般的な理解を深めるための参考情報としてご提供しておりますので、その点をご理解いただけますと幸いです。
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2024/09/27

こんにちは。
障害者転職エージェントハッピーの山口です。

今回は、障害者雇用でのおすすめ人間関係術に関してお伝えいたします。私の経験則での見解になりますが、障害者専門のエージェント経由で転職・就職した大多数の方々は、仕事自体が好きな方がほとんどです。そんな中、前向きなキャリアアップ以外で退職した方の理由を振り返ってみると、一番多いのが給与などの賃金面、その次に多いのが社内での人間関係の悪化となります。さらに掘り下げると、良好な人間関係が構築できず、徐々に社内で居場所を失い、その結果として上司や周囲との軋轢が生じ、正当な評価を受けられなくなり、退職に至るケースを多く見てきました。続きを読む

2024/9/13

こんにちは。
障害者転職エージェントハッピーの山口です。

今回は、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方の、休職からの復職成功エピソードをお伝えいたします。はじめにお伝えしたいのは、障害者雇用において体調不良の際には、会社をお休みいただいても問題ないという点です。また、中長期にわたって不調が続く場合は、早めにかかりつけ医や産業医に相談し、何らかの措置を取っていただくことをおすすめいたします。障害者手帳取得後、せっかく働けるほど回復した状況を振り出しに戻さないためにも、勇気を出して少し立ち止まる時間を、これまで頑張ってきた身体に与えることは大切です。会社に対して申し訳なく感じることも少なからずあるかもしれませんが、障害者雇用という枠組みを考えると、少々の欠勤や休職は一定の許容範囲といえるのでご安心ください。続きを読む

2024/8/23

こんにちは。
障害者転職エージェントハッピーの山口です。

今回は、ミドル・シニア層(40代~50代)の内定取得方法に関してお伝えいたします。正直なところ、このトピックは多くの障害者専門のエージェントにとっては積極的に取り上げにくいものです。なぜなら、そもそも人材紹介業(エージェント)というビジネスモデルは20代~30代中心の人材サービスであるからです。雇用する側も、労働力という観点では年齢が若く、成長の伸びしろや組織への適応力も硬直化していない人材を採用したいという強いニーズがあります。こうしたニーズゆえに、障害者雇用だけでなく健常者の領域でも同様に、年齢が上がるにつれて転職・就職が難しくなる傾向があります。続きを読む

2024/8/09

こんにちは。
障害者転職エージェントハッピーの山口です。

今回のお題は、「Z世代の障害者雇用」です。Z世代という響きは、昭和に生まれ育った私からすると何だか万能感のある響きでかっこいいです。そんなZ世代(ジェネレーションZ)がおおまかに「若い方」ということは皆さまもご存知と思いますが、一般的な定義としては1997年から2012年までに生まれた世代の方々を指しています。したがって、2024年8月現在では、12歳から27歳の方々がZ世代に該当します。続きを読む

2024/07/19

こんにちは。
障害者転職エージェントハッピーの山口です。

今回は、私の事前の想定よりもはるかに多くの方々が在宅求人に強い興味・関心を持っていたことから、リアルな首都圏の障害者転職エージェントの実態をお伝えさせていただきます。コロナ禍を経て在宅勤務が一般的になりつつある一方で、障害者専門のエージェントが取り扱う完全在宅型の求人はかなり少ないというのが現状です。特に年収300万円以上の比較的高額な収入の求人は、その多くを出社型の求人が占めているのが実態です。続きを読む

2024/07/05

こんにちは。
障害者転職エージェントハッピーの山口です。

今回は、「障害者手帳を取得しても夢は叶うのでしょうか?」というお題です。結論をいえば、障害者手帳を取得してからでも夢は叶います、大丈夫です。その夢が実現できるかどうかは、夢に対する想いの強さによって変わります。今回のコラムでは、ただの励ましではなく、私自身が深い気づきをもらえたご障害のある方々をご紹介いたします。最初の事例は、重度の視覚障害がありながら弁護士として活躍する板原愛さん(東京弁護士会所属)の事例です。続きを読む

2024/06/28

こんにちは。
障害者転職エージェントハッピーの山口です。

今回のお題は、【農園ビジネスが賛否両論な理由】です。
企業の障害者雇用率の安定的な充足を実現する手段として、昨今では障害者雇用代行ビジネスが盛況です。代表するもののひとつとして、農園型の雇用代行ビジネスの拡大が注目されております。これは、雇用管理者のもとで障害がある方、特に知的障害のある方や精神障害のある方を中心に農作業に従事いただくというビジネスモデルです。定期的に雇用元の人事担当者が農園に赴くこともありますが、基本的には遠隔地での雇用となります。メリットとしては、企業側の障害者雇用の工数や負荷を大幅に軽減させる点などが挙げられます。続きを読む

2024/06/14

こんにちは。
障害者転職エージェントハッピーの山口です。

今回は、【面接で落ちても気にしなくていい理由】という斬新な内容を綴らせていただきます。障害者雇用にて転職活動や就職活動を行なっていると、面接で落ちることは避けられない経験です。また、いくら私が前向きな理由をお伝えしても、正直なところをいえば、嬉しくない感情を全て払拭することができないのも事実でしょう。しかし、面接で不合格になったからといって、自分の価値が下がったというわけではありません。また、面接官のレベルや資質という問題もございますので、自己否定を行う必要性もございません。今回は、あらためてその理由を具体的に皆さまへお伝えさせていただきます。続きを読む